冬の“窓際だけ寒い”問題は、○○が原因!
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こんにちは
すっかり秋らしくなり、なんだか「寒いなぁ」とヒヤッとする場所ってありませんか?暖房をつけてもなかなか暖まらない…それが【窓際】です⌂
冬になると、お客様方からはこんなお悩みをよく聞きます。
「リビングは暖かいのに、窓際に近づくとスースーする」
「カーテンをめくると冷気がドッとくる…」
実はこれ、とある現象が原因です。
その名前は——コールドドラフト。
「ドラフト」と聞くとスポーツの指名制度のようですが…。ここでは空気の流れのこと。冬の家で感じる“謎の寒さ”の正体、今日はわかりやすく解説します!
コールドドラフトって何?
コールドドラフトとは、「暖かい部屋の空気が、冷たい窓面で冷やされて床に落ち、寒い風のように流れる現象」のことです。
暖房をつけて部屋の空気は暖まっているはずなのに、窓際に行くと「冷た〜い空気」が足元に流れてくるアレ…です。つまり、こんな感じ☟
暖房で暖かい空気 → 窓に触れる → 冷える → 足元へ流れ落ちる
この冷たい空気がスースーと流れる感覚になり、「体感温度が下がる=寒く感じる」原因になります。寒さの体感は、温度だけでなく“風”にも左右されます。なので…
室温が22℃でも、風があると寒い
室温が19℃でも、無風なら意外と暖かいということ。だからこそ、窓際の冷気=体感温度ダウンにつながるのです。
なぜ“窓”が一番寒くなるの?
住宅の外皮(外と直接触れる部分)で、一番熱が逃げていくのは窓です。
壁と比べると、
- 
壁:断熱材+構造+外壁・内装材で複層構造 
- 
窓:ガラス+枠のみ(熱は通りやすい) 
という大きな差があります。たとえば、古いアルミサッシ+単板ガラスの場合、壁の約10倍のスピードで熱が逃げると言われるほど。つまり暖房を頑張っても、窓でどんどん熱が吸い取られるイメージです。
寒さの原因は「暖房不足」ではなく「窓性能」
「エアコンの設定温度を上げれば大丈夫?」
 → 根本解決になりません。
暖房で空気を暖めても、窓で冷やされて空気が落ちる→コールドドラフト継続。
さらに…
- ・電気代がかさむ
- ・部屋が乾燥しやすくなる
- ・結露もしやすくなる
という悪循環に。だからこそ家づくりでは、窓=家の快適性の重要ポイントになると言われています。
【対策】じゃあ、どうすればいいの?
✅ 1. 窓性能を上げる
- 
樹脂サッシ 
- 
Low-E複層ガラス 
- 
可能ならトリプルガラス 
など、特に日本の冬は湿度と寒さがセットなので結露対策としても非常に有効です。
✅ 2. カーテンやブラインドの選び方
「とりあえず厚手のカーテン!」
 → 半分正解、半分注意。
厚手のカーテンで空気を遮るのは◎ですが、長すぎて窓面を密閉しすぎると結露を生むこともあります。カーテンは床スレスレではなく1〜2cm浮かせること。ハニカムブラインドも有効ですが、同じく結露対策が必要です。
✅ 3. 吹き抜けや大開口の窓は“性能とセット”で考える
リビングに大きな窓、憧れますよね。でも、大開口=窓が主役の家だからこそ、デザイン × 性能の両立が大切。
「大きい窓をつけたい」→ 性能を上げる
これが快適な冬をつくります。
✅ 4. 無垢材や床暖房
足元が冷える=寒さ倍増です。
・無垢の床板
- 
・床暖房(※断熱性能があってこそ効果◎) 
など「足元環境」を整える選択肢もあります。
暖かさは「設備」より「家の性能」で決まる
「冬は家の性能で差が出る季節」とよく言われます。暖房を強くするのではなく、そもそも寒くならない家をつくることが大切。そのための鍵が、今日ご紹介した【窓】、そして【断熱】【気密】【暮らし方】です。
これから家づくりを考える方は、ぜひ家の性能をじっくり見てみてくださいね!
「暖かい家=毎日が気持ちいい家」冬の窓際でヒヤッ…としない暮らし、叶えましょう。
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