大工魂ブログ
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表面結露と躯体内結露

こんにちは、広報の古賀です。

 

年越しに向けて、大掃除に取り掛かっているご家庭も

多いのではないでしょうか?

 

冬になると頭を悩ませるのが『結露』ですね。

 

ブログでも、結露を抑えるための

複層ガラスなどについてご紹介しました。

 

そこで今回は、

表面結露と躯体内結露についてご紹介します(o^―^o)

 

 

湿気は大気中にも含まれており、

人の呼吸などからも排出されます。

 

そして、その空気中にある湿気が

水になった状態のものが結露です。

 

表面結露

 

冬になり気温が下がると、窓やサッシ、壁の内側に

結露することが多くなりますね。

 

表面結露とは、このような

目に見える部分にできる結露を指します。

 

この表面結露の対策として有効なのは

家の中の温度差をできるだけ小さくすることです🏡

 

表面結露をそのまま放置すると、部屋の壁にカビが生えたり

木材が腐ってしまうこともあります💦

 

また温度差の他にも湿度を上げるもの…

例えば

  • 加湿器
  • 洗濯もの(室内干し)
  • 浴室
  • キッチン

が挙げられます。

 

そのため、換気をして風通りをよくしたり

室内温度・湿度をなるべく高くしないことが大切です😊

 

とはいえ、どうしても人の体温などの影響で

朝起きた時にはすでに窓やサッシに結露ができてしまいますね。

 

その時は、こまめに拭き取るようにしましょう!

 

躯体内結露

 

表面結露の反対に、建物の内部で起こる結露が

躯体内結露です。

 

この躯体内結露の難点は、

目で確かめることができないところです💦

 

木造住宅だと、結露によって材木の水分が増え

構造体の弱体化につながります🏡

 

それが進むと、木材が腐ってしまう可能性も💦

躯体内結露の対策としては、

 

家を建てるときからの対策も必要となります!

 

結露が発生するためには気温差が必要なので

躯体内部に低温となる部分が出来ないように

断熱材は隙間なく施工する必要があります。

 

また、湿度の高い浴室に関しては

防湿施工が重要となります。

防湿施工をすることで、壁内部や天井裏などに

浴室からでた水分が逃げないようにしましょう😊