大工魂ブログ
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平屋でも立体的に暮らす。スキップフロアとロフトの違い

先日、現場へ行ってきました。

●ひとつは、半地下収納とスキップフロアのある平屋のお家。
●もうひとつは、我慢しない家事ラクと趣味部屋のあるお家


この日はちょうど、石膏ボードを切って貼っている作業中。

骨組みだけだった空間に、少しずつ“部屋の輪郭”が生まれていく瞬間です。

図面では分からなかった高さや広がりが、
一気に体感できるタイミングでもあります。


平屋なのに、立体的。

「平屋=ワンフロア」

そんなイメージを持たれている方も多いですが、
今回の平屋は少し違います。

半地下収納と、その上に広がる立体的な空間。

「これってロフトですか?」と聞かれることがありますが、
実はスキップフロアという設計手法です。

▼このお家も半地下とスキップフロアがあります。


スキップフロアとロフトの違い

平屋でスキップフロアを検討される方から、
「ロフトとの違いが分からない」とよくご相談をいただきます。

■ ロフト
・屋根裏を活用した空間
・天井が低め
・収納扱いになることが多い

■ スキップフロア
・床の高さをずらしてつくる空間
・天井高がしっかりある
・居室として使える

つまり、スキップフロアは
“縦の広がりをつくる設計”。

天井高を活かすことで、
面積を増やさずに空間を立体的に使うことができます。


半地下収納という選択

今回のお家には、半地下の納戸もあります。

季節物の収納、趣味の道具、防災用品、ストック類。
しっかり収まる空間です。

収納は“広さ”より“計画”。

平屋でも収納に困らない家は、
こうした高さの使い方にヒントがあります。


そして、もうひとつの現場。

趣味部屋のあるお家では、
吹き抜け部分の2階、コの字の手すりに木格子を組んでいました。

私は高所恐怖症なので、思わず
「こわい…」と。

すると棟梁がぽつりと一言。

「自分も高いところ、苦手なんです。」

まさかの告白。

それでも、一本一本、丁寧に組んでいく。

怖いからこそ慎重に。
確認を重ねながら、きれいに揃えていく姿が印象的でした。


造作は、暮らしの設計。

この木格子は既製品ではありません。

光をやわらかく通し、
空気をつなぎ、
吹き抜けでも圧迫感が出ないように。

一本の幅や間隔まで考えられた造作です。

坂井建設の家づくりは、
自然素材だけでなく、こうした“手仕事”が支えています。


自然素材が好きな人へ

木の格子、無垢の質感、空気のやわらかさ。

自然素材が好きな方に選んでいただいている理由は、
見た目だけではありません。

・経年変化を楽しめること
・調湿効果で空気がやさしいこと
・長く使える素材であること

そして何より、
人の手で丁寧につくられていること。


3月、完成見学会へ。

この家事も、趣味も我慢しないお家は、
3月に完成見学会を予定しています。

自然素材の空気感。

図面では分からないことを、
ぜひ体感してみてください。

施工事例やこれまでの家づくりは、
ホームページでもご覧いただけます。

自然素材が好きな方、
人で家づくりを選びたい方へ。

 

坂井建設の家づくりを、現場からお届けしました。

▼お施主様の趣味部屋の造作物(ミシン台です)