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固定資産税、実は“建て方”で変わる

こんにちは

今日は建てる前に知っておきたい【固定資産税】についてです!

 

― 間取りと素材で差が出るポイント

「固定資産税って、家の大きさで決まるんですよね?」

よく聞かれる質問です。もちろん延床面積は大きな要素ですが、実はそれだけではありません。固定資産税は“建て方”によって変わります。
つまり、間取りや素材、設備の選び方によって評価額が変わる可能性があるということです。今回は、意外と知られていない「差が出やすいポイント」を、分かりやすく解説します。

 

そもそも固定資産税はどう決まる?

固定資産税は、

「固定資産税評価額 × 税率(通常1.4%)」

で計算されます。評価額は、市町村が建物の構造・仕様・設備などをもとに算出します。つまり“どんな家を建てたか”が評価に影響するのです。

ここで重要なのは、

✔ 豪華=必ず高い
✔ シンプル=必ず安い

という単純な話ではない、ということ。細かな仕様の積み重ねが評価に反映されます。

 

① タイルは評価が上がりやすい

内装や外壁にタイルを多く使うと、評価額は上がりやすい傾向があります。なぜなら、タイルは耐久性が高く、仕上げ材として“グレードが高い”と判断されるからです。

たとえば、

・玄関の床タイル
・キッチンの壁全面タイル
・外壁のタイル仕上げ

これらは見た目の高級感だけでなく、評価額にも影響します。

もちろんタイルには、

✔ メンテナンス性が高い
✔ 傷みにくい
✔ 質感が美しい

というメリットもあります。

だからこそ、「好きだから使う」のか「税金も含めて考える」のかここを整理しておくことが大切です。

 

② 床暖房は設備評価が上がる

床暖房も、固定設備として評価対象になります。後付け可能な家電とは違い、建物に組み込まれた設備は、評価額に含まれる場合があります。特に全面的な床暖房は、快適性が高い分、設備評価も高めに算定されやすいです。

ただし、冬場の快適性などのメリットあるので、 長期的な暮らしの価値とバランスを考える視点が重要です。

 

③ トイレの数も影響する?

意外と知られていませんが、トイレの数も評価に関係します。2つ目のトイレを設けると、その分の設備評価が加算されます。

もちろん、

✔ 朝の混雑回避
✔ 来客対応
✔ 平屋での動線効率

など、こちらもメリットは大きいです!

税額の差は極端に大きいわけではありませんが、「数を増やせば増えるほど評価は上がる」という考え方は持っておくとよいでしょう。

 

④ 天井高はどう影響する?

天井が高いと、空間の体積が増えます。評価は“床面積”が基本ですが、天井高や吹き抜けなども構造評価に影響する場合があります。

吹き抜け自体は床面積に含まれませんが、

✔ 構造補強
✔ 仕上げの手間
✔ デザイン性

などが加味されることがあります。

とはいえ、天井高だけで税額が大幅に跳ね上がるわけではありません。「高くすると税金がすごく上がる」というよりは、仕様の積み重ねの一部という理解が正確です。

 

⑤ 造作の扱いはグレーゾーン?

造作家具はどう評価されるのか。ここは少し複雑です。

基本的に、

✔ 建物と一体で取り外しが困難
✔ 固定された設備

であれば、評価対象になる可能性があります。

たとえば、

・壁に固定された大型収納
・造作カウンター
・造作洗面台

など。ただし、すべてが一律で加算されるわけではありません。実は、安くなるなんてことも…。地域や評価基準によって扱いが異なることもあります。

 

固定資産税を下げるための家づくりは正解??

ここが一番大事なポイントです。固定資産税を抑えることは大切ですが、

「税金を下げるために、本当に欲しい仕様を諦める」

これは本末転倒になることもあります。なぜなら、固定資産税は評価額の1.4%程度。仮に評価額が少し変わっても、年間の差は数万円単位であることが多いからです。

一方で、

✔ 暮らしやすさ
✔ メンテナンス性
✔ 快適性

は毎日の積み重ねです。

 

まとめ

固定資産税は、延床面積だけでなく、建て方によって変わります。

✔ タイル
✔ 床暖房
✔ トイレの数
✔ 天井高
✔ 造作の扱い

これらは評価に影響する可能性があります。ただし、大切なのは「税金を下げること」だけではなく“納得して選んだ家かどうか”

です。税金も含めて全体を整理し、数字を理解したうえで選ぶ。それが、後悔しない家づくりにつながります!

 

固定資産税は“後から知る”とモヤモヤが残る

固定資産税は、建てたあとに毎年かかるお金です。

「そんなに変わらないなら大丈夫」と思うか、
「最初に知っておきたかった」と思うか。

その差は、建てる前の情報量で決まります。

実際にご相談の中でも、

・この仕様、評価に影響しますか?
・吹き抜けって税金どうなりますか?
・造作はどこまで評価対象ですか?

といった質問をよくいただきます。インターネットで調べても断片的な情報が多く、「結局うちの場合はどうなの?」が分からない、という声も少なくありません。

大事なのは“正解”ではなく“納得”

固定資産税をとにかく下げることが正解、というわけではありません。

大切なのは、

✔ 税額の目安を知ったうえで
✔ メリット・デメリットを理解し
✔ 自分たちで選ぶこと

知らずに決めるのと、知って納得して決めるのとでは、気持ちの安心感がまったく違います。家づくりは、建てた瞬間で終わりではありません!住んでからも続く暮らしの設計です。

 

「うちの場合はどうなる?」を整理しませんか

固定資産税は、地域や仕様によっても変わります。

・延床35坪でトイレ2つの場合は?
・床暖房を入れたら?
・タイルを多めに使ったら?
・自然素材中心の場合は?

一つひとつの組み合わせで、考え方が変わります。

だからこそ、一般論ではなく“自分たちの場合”で整理することが大切です。

 

家づくりのご相談では、

✔ 住宅ローン
✔ 固定資産税
✔ 建てた後にかかる費用
✔ メンテナンス費

まで含めて、トータルでお話ししています。間取りやデザインの前に、お金の安心を整えておくこと。それが、後悔しない家づくりの第一歩です。

☟ ※坂井建設では【無料】家づくり相談会を行っております😊

「ちょっと聞いてみたいな」
そのくらいの気持ちで大丈夫です。

気になる方は、まずはお気軽にご相談ください!