大工魂ブログ
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和室と洋室を考える

家族が集まるLDKの横には和室や畳スペースを設けたい!という方も多いかと思います。

急な来客にも対応できるよう玄関から繫がるようにしたり、LDKを通らないように工夫されている

間取も多く人気です。

しかし、将来的な事や、使い勝手など考えて洋室を選択される方も多く

いざ、家を建てるとなると悩まれている方も多いのでは??

 

ここでは和室と洋室のメリットデメリットをご紹介したいと思います

和室のメリット

湿度の調整が要らない

和室は自然の力を活かして勝手に湿度の調整を行ってくれますので、快適に過ごすことができます。

通気性の高さから、湿気の多い季節でも、比較的じめじめとした湿気に困らされることは少ないです。

また、多くの和室が土壁を採用しています。土壁は乾燥した時に水分を放出し、湿度を調整してくれる働きがあるので加湿器に頼る必要もありません。

このように、和室には湿度を自動で調整して部屋を快適に保つ機能があります。

使い勝手の良さ

和室の床、たたみは臨機応変に自由な使い方ができます。

そのまま座ることも、横になってくつろぐこともできますし、薄い布団の1枚でも敷けば寝室としても利用できます。

急な来客にも慌てることなく寝室を用意できるので安心です。

また、床が柔らかいために、子供が走り回って転んでしまった時も比較的安心できる環境でもあります。

洋室の固いフローリングでは中々このような使い方はできません。

和室のデメリット

続いて、和室のデメリットを見ていきます。

お手入れの手間と費用

和室は天然素材や繊細なインテリアを利用している分、定期的なお手入れが必要になります。

障子はすぐに破けてしまいますし、たたみやふすまも傷みやすいです。

特にペットや小さいお子さんのいる家庭では、普通よりも頻繁にお手入れが必要になることが多くあります。

インテリア配置の不自由さ

たたみの上には重いものを置くことができません。

厳密には、置くこと自体は可能ですが、たたみにインテリアの跡がついてしまいます。

重量のあるインテリアのを置きたいと考えている場合は、和室はいい選択とは言えないでしょう。

 

和室総評

和室を使うことで、快適かつ、自由度の高い暮らしが可能になります。

床の柔らかさから、遊び部屋や寝室などにも向いています。

一方で、お手入れが必要なことや、重いインテリアを置けないというデメリットも考慮する必要があります。

 

洋室のメリット

掃除の簡単さ

洋室は掃除が非常に簡単です。

たたみのような隙間や凸凹が少ないため、汚れはサッと一拭きするだけで完了してしまいます。

また、ジュースやアイスなどをこぼしても床にしみこまない点も安心です。

頻繁に掃除をする必要がある、キッチンや水回りに向いています。

インテリア配置の自由度

和室とは違い、置けるインテリアの制限がほとんどありません。

また、和室と比べて雰囲気と調和するインテリアの数が多い点も魅力の1つです。

以上のことから、洋室では自分の理想の部屋を実現しやすいです。

洋室のデメリット

洋室のデメリットはどうでしょうか。

生活音が響く

洋室、特に一般的なフローリングの洋室では床伝いに生活音が響いてしまいます。

普通に生活する分には問題ありませんが、ペットや子供が走り回った時には、階下へドタドタという音が響くことになります。

特にマンションなどの洋室では、床の防音処理が必要です。

床の固さ

洋室の床は固いため、転倒やつまずきが大きな怪我に繋がってしまうことがあります。

また、ペットが走り回るにも適した環境とは言えず、足腰に負担を強いてしまいます。

カーペットを敷いたり、クッション性の高い床材を選ぶなどの対策を取る必要があります。

洋室総評

掃除が簡単で好きなインテリアを配置できる洋室は、理想の部屋を実現させやすいです。

一方で、床の固さや防音性の低さといったデメリットには、対策を取っていく必要があります。

 

また、洋室の方が基本的に費用がかからないというメリットもあります。

 

和室と洋室の各メリットデメリットを把握し、最適な部屋選びを!

いかがでしたか?

和室も洋室も一長一短あるものですが、それぞれのライフスタイルによって、その捉え方は大きく変わります。

  • 和室のメリットは湿度調整いらずな快適な生活がや自由度の高い使い方に、デメリットはお手入れの手間やインテリア配置の不自由さにある
  • 洋室のメリットは掃除の簡単さや自由度の高いインテリアの配置に、デメリットは生活音が響きやすいことや床が固い点にある
  • 和室と洋室の選択には、それぞれのメリット・デメリットを考慮しながら、何よりご自身のライフスタイルを再度思い返してみて和室と洋室のどちらの方が使い易いのか考えてみることが重要だと思います。

 

現場の様子もご紹介~⌂

////T様邸1回目の現場打合せ////

1回目の打ち合わせでは電気配線のコンセント位置や照明器具の位置、の電気関係だったり

ニッチの大きさと位置関係や造作はどこに何をする?

キッチンとカップボードの位置や通路幅の確認などなど。。。。

現場打合せの方が想像しやすいのでお施主様もきていただいて一緒に考えています!

 

\窓からひょっこりstaff/

 

☟こちらはセルロース断熱する前です

弊社ではセルロース断熱が標準仕様ですよ☺

\吹付けてくぞ~~/