大工魂ブログ
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「家づくりの道のり」 ~住宅検査について~

こんにちは、広報の古賀です。

 

今日は「家づくり」の道のり最終回、「住宅検査」編です(o^―^o)

 

 

全ての新築住宅において…

「構造耐力上主要な部分等」にあった瑕疵(重大な欠陥)

については、新築受け渡しの日から10年間、

その瑕疵を補修するなどの義務を売り主・施工者が

負うことになりました。

 

建築中の住宅検査が義務付けられた背景には、

いつまでも改善されなかった

住宅業界の悪しき事情がいくつもあったのです。

 

例えば、設計通りの施工されているか…

工事の品質に問題がないか…

など、監理する立場の責任者が仕事をしていなかったり、

現場監督が若く経験不足な上に、

会社から教育を受けていないため、

簡単なチェックしかできていないなど

現場での問題が一つ。

 

それに加えて、確認検査機関や瑕疵保険の検査が

簡易的なものであるため、

実質的にはだれも検査していないような

状況になってしまっていたのです💦

 

弊社ではJIO住宅保証検査機構を通して

検査を実施しています👀✨

 

さらに、日本住宅性能表示基準が定められたことにより、

住宅の性能を比較する共通の物差しができました。

 

任意制度ですので、希望すれば

これに基づいた評価を受けることが可能になります。

 

次に、検査の流れです↓↓

 

 

検査の流れ

 

① 配筋検査

 

基礎に鉄筋の太さや配置などが

図面の通り適正に施されているかどうか

厳しい検査を行います。

 

②構造体検査

 

金具や柱などの適正な部材が図面通りに

配置・設置されているかどうかなど、

1つ1つすべて検査されます。

 

③外装下地検査

 

外装の下地の胴縁などが

適正に施されているかどうか検査します。

 

④完了検査

 

開口部や外壁から雨水の侵入がないか等、

最終的な確認をします。

 

このように、工務店、設計士、現場、お施主様に加えて

第三者のチェックを入れることで、

安心して住んでいただける住宅を提供しています😊