大工魂ブログ
BLOG

旗竿地が気になった時に注意すべきポイント

こんにちは、広報の古賀です。

 

年末になり、何かとバタバタとし始めました!

 

やはり「師走」というところでしょうか💦

 

さて、先日行われた見学会でも

土地に関するご質問を多くいただきました。

 

中でも多かったのが…

 

「どの土地がいいのかわからなくて。」

 

といったものです。

 

土地を探す際には、値段や住環境の他にも

土地の形も重要です。

 

そこで今回は『旗竿地』に関してご紹介します(o^―^o)

 

 

旗竿地の注意点

 

土地にかけられる予算がある程度決まり、

希望の地域中心に土地を探し始めると

思った以上に土地がないことに驚かれることでしょう。

 

予想以上の難しさにめげそうになる事もあるかもしれません。

 

そんな時に救いに見えるのが、

坪単価が生計地よりも安い「旗竿地」です。

 

しかし、坪単価の安さに惹かれて購入すると、

住んでみてから

 

「こんなはずじゃなかった・・・」

 

となってしまうかもしれません💦

 

旗竿地は、文字通り旗竿のように細長い敷地で

道路と接続しているので、その細い敷地部分は

駐車場や通路として使用することになります。

 

法律上は、道路に2m以上接していれば良いことになっていますが、

2mの場合、軽自動車を停めるだけで幅に余裕がなくなってしまいます。

 

車を複数台所有している場合は縦列駐車になるので、

出し入れが不便です。

 

さらに自転車も使用する場合、

車の横の通路に余裕がないと

車をこすってしまう可能性があります。

 

また、旗竿地は奥まっている場合が多いので

日当たりが悪い場合も多く、

隣地も近い為プライバシーや騒音で

悩みが発生してしまうケースもあります🏡

 

デメリットも多い旗竿地ですが、

デメリットをしっかり理解して、

住んでから後悔の無い土地選びをすることが大切です。

 

 

 

土地の予算を抑えるために旗竿地を選ぶ時の注意点

 

旗竿地のメリットは、

やはり坪単価が周辺の土地と比べて割安になることです😊

 

将来に預金を残しておきたい…

住宅ローンの借入額が限られる…

など、土地の予算を抑えたいため

旗竿地を選ぶ場合は以下の項目をチェックするようにしましょう!

 

 

■ライフラインをチェック

 

新築の家を建てる時は、

近くの水道管から水を引くための配管を工事したり、

電線から電気を引き込むための工事をしたりと、

ライフラインの整備が必要になります。

 

旗竿地の場合、

建物が道路から離れている場所に建てる場合が多いため、

場合のよっては、この工事に費用がかさんでしまう事も💦

 

 

■道路の幅をチェック

 

旗竿地の通路部分の土地が狭いと、

重機の搬入が困難となり、

手作業をしなければならなくなるケースがあります。

 

その場合、工事費用がかえってかさんでしまいますので

事前に施工会社に確認しておきましょう。

 

 

■本当に家(上物)の費用が抑えられないかを調べる

 

耐震性、気密断熱性、間取り上の

不可欠な要求を叶えて行った結果、

どうしても費用が抑えられないと判断されたことから、

土地の費用を抑えるという選択をする方もおられます。

 

しかし、同グレードの家を希望した場合でも、

見積額は施工会社によって違います。

 

ハウスメーカーや工務店など、

いくつかの施工会社に見積りを依頼することをおすすめします。

 

別の会社で見積りを取ると建物の費用が抑えられ、

土地にかけられる金額が増えることもあるかもしれません。

 

 

 

土地を決める前に、施工会社に相談を

 

『旗竿地』でも

お施主様の希望通りの生活が成り立つかどうかは、

「家づくり」のプロが一番良く知っています。

 

特殊な形状の土地が気になったら、ぜひ

 

「この土地にはどんな家が建てられますか?」

 

と施工会社に聞いてみましょう😊

 

坂井建設でも、「家づくり」を土地探しからサポートしております💪

 

土地選びに迷ったら、ぜひお気軽にご来社下さいm(__)m