大工魂ブログ
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住宅ローンの基礎 ④

こんにちは、広報の古賀です。

 

さて、今回は住宅ローンの返済方法についてです(o^―^o)

 

 

過去にブログでもお伝えしましたが

住宅ローンの返済方法は、元利均等返済と元金均等返済の

2種類があります。

 

どちらを選ぶとよいのでしょうか?

 

ほとんどの人は元利均等返済

 

元利均等返済とはどういうものかというと、

金利が変わらない限り

返済額が常に一定になる住宅ローンです。

 

このとき、返済が進むにつれて、

返済額に占める元金と利息の割合が

変わっていきます。

 

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住宅ローンでは、初めは利息ばかり払っているということを

みなさんも耳にしたことがあるかもしれませんが、

初めのうちは元金に比べて利息の割合が多いです。

 

返済が進むにつれて利息分が占める割合がどんどん減り

返済額に占める元金と利息の割合が毎月変わっていきます。

 

この返済方法は、金利が変わらない限り毎月の返済額が一定で、

元金と利息の合計を均等に返済していくので、

「元利均等返済」と呼ばれます。

 

 

もう1つの住宅ローン返済方法、元金均等返済

 

こちらについては詳しく教えてもらえる機会が少ないのでは

ないでしょうか。

 

これはどのような返済方法かというと…

住宅ローンで借りた借入額の元金を

毎月均等に返済していくという方法です。

 

例えば、2400万円を20年で返す場合、

元利均等返済であれば、

元金の年間返済額は120万円になります。

 

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住宅ローンの返済額が毎月減っていく

 

それに対して利息分が毎月変化していくことになります。

 

元金の返済が進むにつれて利息は減っていきますので、

一番初めの年の返済額が一番高くなります💦

 

返済が進むにつれて、元金と利息を合わせた毎月の返済額が

減っていくことがこの返済方法の特徴です!

 

そのため

 

「今はまだ子供が小さくて、あまりお金がかかっていない」

 

だからこそ…

 

「将来的に子供にかかるお金が増える時期には

住宅ローンの負担を減らしたい!」

 

という考えの方に向いている返済方法だと言えます。

 

 

元利均等返済と元金均等返済、どちらが有利なのか?

 

住宅ローンの借入額2000万円返済年数35年、金利は

最初から最後まで、ずっと2%という条件で比較してみます。

 

元利:当初 66,262円 / 月

総支払額:27,825,861 円

 

元金:当初 80,952円 / 月

総支払額:27,016,463円

 

→差額  約 81万円

 

このように、単純比較すると元金均等返済のほうが有利に

なりました。

 

ですが!

 

例えば元利均等返済で毎月約81000円返済するとすれば、

返済期間は35年から27年へ短縮でき

元利均等返済のほうが約110万円

返済額を抑えることができます。

 

 

住宅ローン2つの返済方法

 

・元利均等返済は金利が変わらない限り返済額は一定

 

・元金均等返済は初めが1番返済額が多く、毎月減っていく。

 

・単純比較では、元金のほうが有利

 

・返済額をそろえると、元利のほうが有利

 

 

 

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